第61回 気持ちの持ち方

投稿日:2019年12月2日

悲しいことですが、がんは全員が治る病気ではありません。

その事実が、患者さんの気持ちを暗くさせ、悲観的にさせます。

 

私の診察では、患者さんに対して「治る気になりましょう」と言い続けています。

また「治療後がどうなるかは、できるだけ考えないように」ともお話ししています。

 

 

インターネットなど、手軽に閲覧できる情報にあふれた現在では、多くの患者さんは、自分の病気のことを調べ、よく勉強されています。

勉強することは良いことですが、これには弊害もあります。

 

例えば「自分の病気の治る可能性が30%」と書かれているのを見ると、多くの患者さんは「治る可能性は少ない」と考えてしまいます。

 

「治らなかったらどうなるのだろう…」と考え、最悪の結果をイメージする患者さんが本当に多くて驚かされます。

こう考える事は、治療期間中に、悪い結果をイメージすることです。

 

私は、これが体や心に良くない影響を少なからず与えていると考えています。

 

 

 

治療後に不幸な結果になったら、その時点で最善の方法を一緒に考えましょう。

 

迷ったとき、困ったときは私に逢いにきて下さい。

必ずアドバイスをします。ご安心下さい。

 

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