第54回 与楽抜苦(よらくばっく)

投稿日:2019年8月12日

2012年10月のブログに「与楽抜苦」のことを書いています。

読み返しても、良いことを書いているので、少し加筆・修正を加えて紹介します。

 

 

最近読んだ本に「与楽抜苦(よらくばっく)」と言う言葉がありました。

これは、仏教で使われる言葉で、「慈悲」を指す言葉だそうです。
( 慈 = 与楽 、悲 = 抜苦 と、それぞれ指します)

 

この言葉を見て、「粒子線治療や高精度放射線治療は、まさに与楽抜苦の治療だな」と感じました。

粒子線治療や高精度放射線治療は、他の治療と比べると非常に楽な治療であると言えますし、治療中や治療後に苦しみを感じることが少ない治療だからです。

 

また、与楽抜苦は、「良いがん治療」のことも表現しているように感じています。

がんを治す事が「与楽」で、治療中や治療後の副作用や障害を少なくする事が「抜苦」です。

 

 

「がん治療とは何なのだろうか。」

「粒子線治療や高精度放射線治療はどうあれば良いものか。」

これらは答えの出ない質問です。

 

 

しかし、最近はこういったことをよく自問しています。

そんなとき、「与楽抜苦」という言葉に出会い、嬉しくなりました。

読書の楽しみの1つは、このような新しい言葉に出会う事です。

 

これからも「与楽抜苦」で「幸せな医療の提供」を行っていきたいと思っています。

 

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