第15回 私の診療スタイル

投稿日:2018年2月5日

ある日の診察風景。

 

[Aさんの場合]

初診時に奥さんと2人で来られたAさん。

色々と話を聞くと、夫婦揃って週3回、自転車で一緒にスポーツクラブに通うほど仲が良いそうです。

そこで、毎日の治療はスポーツクラブに行く前の時間となりました。

 

次の診察も2人でいらっしゃるのかと思いきや、今度は1人でいらっしゃいました。

スポーツクラブに行かない時は、奥さんはついてこないそうです。

診察後、一人で急いで帰られた姿が印象的です。

 

[Bさんの場合]

超高齢者のBさん。

治療の影響で、夜間排尿が3回ほどあります。

夜間排尿時の話を聞くと、起きたついでに、飼っているハムスターに餌をやり糞の掃除をするそうです。

ハムスターの話をする時の嬉しそうな顔が、とても素敵です。

昼間は何をしているか聞いたところ、植えた花の世話とカラオケを楽しんでいるそうです。

 

[Cさんの場合]

元パイロットで、国際線にも乗務していたCさん。

排尿回数など、治療上必要な質問が一通り終わった後、飛行機の話を聞くと、とても楽しそうに話して下さいます。

その話を聞いていると、本当に自分の仕事に誇りを持ち、心から楽しんでいたことが伝わって来ます。

 

 

このように、診察時の会話を通して、患者さんの生き方や思い出を知ることが私の診療スタイルです。

 

放射線治療は、治療期間が長い治療です。

患者さんを知ることで、治療期間中に一人一人にあったアドバイスをするように心がけています。

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